結衣の時間

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のんのんびよりがヒットした8つの理由 なぜのんのんびよりは人気なのか

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アニメのんのんびよりが放送を終了してから数年が経過しましたが、遂に劇場版として帰ってきました。

 

アニメ放送当時狂ったようにのんのんびよりを見ていた私にとってまさに青天の霹靂でした。

 

そこで今回はのんのんびよりを振り返る意味をこめて、なぜのんのんびよりが人気なのかを考えてみたいと思います。

 

一応まだ見たことがない人のためにネタバレは抑えてありますのでご安心を。

 

 

目次

 

全体としての魅力

 

田舎ののんびりとした雰囲気

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のんのんびよりはタイトル通りのんびりとしたアニメで、それだけでは他の日常アニメとそこまで変わらないような気もしますが他の日常アニメと少し違うところがあります。

 

それは田舎を前面に出していることです。

 

キャラクター達が通っている学校は全校生徒5名ほどのとても小規模なものですし、あたりは田んぼだらけです。

 

そのため多くの都会を舞台とする日常アニメとは違った田舎ならではののんびり感がのんのんびよりにはあります。

 

この癒し成分を求めてのんのんびよりを見ている人は少なくないはずです。

 

私も何度蛍達のいる学校に行きたいと思ったことか…。

 

ちなみにのんのんびよりの舞台になった場所は杉田智和の地元の近くらしいです。

 

背景が綺麗

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のんのんびよりが田舎の魅力を前面に出せている要因の1つは背景です。

 

背景のクオリティがここまで高くなかったら、全然違う作品になっていたのではないかと思うほどこの作品における背景の役割は大きいです。

 

また、のんのんびよりのプロデューサー、吉沼忍も背景を重要視していたようで、このような発言をしています。

 

吉沼:原作の印象から「シリーズ構成の吉田玲子さんと、背景美術の草薙さんは作品の抑え所としてください」とお願いしました。原作のキャラクターの良さを、アニメシナリオに変換していただくうまさと、背景の美しさを考えると、そこは外せなかったんです。

のんのんびよりの制作秘話! 監督らに独占インタビュー | ニコニコニュース

 

この「背景美術の草薙さん」というのはアニメ・ゲーム専門の美術背景会社、草薙のことです。

 

草薙はのんのんびよりの他にも様々な作品の背景を製作しています。

 

有名どころでは例えばおねがい☆ティーチャーおねがい☆ツインズあの夏で待ってるなどが代表的ですかね。

 

これらの作品ものんのんびよりと同じく田舎を舞台にしたアニメで、こちらもかなり綺麗な背景です。

 

そうした数々の作品で美しい背景を作ってきた実績があったからこそ、のんのんびよりに採用されたのでしょう。

 

1話完結

日常アニメにおいて1話完結というのは特に珍しくもなんともないのでしょうが、それでも私は1話完結であることがこの作品の魅力の1つだと思っています。

 

1話完結のアニメは気楽に見れる反面、続きが見たくなる感じが薄れやすいですがのんのんびよりではそんなこと全くありません。

 

むしろ毎話エンディングが流れるたびに今日も癒されたなと思いつつ次の話を早く見たいという気持ちが湧き出てきます。

 

この手軽に見れる気軽さと続きを見たくなる中毒性にやられている人は少なくないはず。

 

キャラクター

 

れんげが可愛い

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そしてのんのんびよりに欠かせないのが蓮華です。

 

とにかくれんげちゃんが可愛いです。

 

通学路でリコーダーを吹くれんげちゃん。

 

謎のあだ名をつけるれんげちゃん。

 

どんな場面でも可愛らしさと愛おしさで溢れています。

 

この作品の代名詞、「にゃんぱす」もれんげちゃんの言葉ですからそれだけでもれんげちゃんが特別な存在であることがわかります。

 

蛍と小鞠のささやかな関係

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蛍と小鞠の関係性も個人的には好きですね。

 

小鞠のことが好きすぎてあたふたする蛍。

 

そんな蛍の気持ちにまったく気づかない小鞠。

 

百合というほどでもないですが、友達を越えた何か、みたいな感じで良いです。

 

また蛍と小鞠のやりとりは見ていて微笑ましくもありますが、それ以上に共感できるものがあります。

 

だって小鞠可愛いいですから。

 

私も小鞠のぬいぐるみで部屋を埋めてみたいものです。

 

兄の存在感

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癖のあるキャラクターはれんげだけかと思いきや、まだ他にもいるんですね。

 

小鞠と夏海の兄、越谷卓です。

 

作品全体を通して一言も喋らないほどの無口で無表情なキャラで、一見するとかなり地味目に見えます。

 

しかし、この兄こそのんのんびより一番の曲者で、実はギターが上手かったり工作ができたりかなりのスペックの持ち主なんです。

 

そもそも一言も喋らないキャラだけでも十分異様なのですが、そこに異常なほどのスペックの高さを見せつけてくるので正直かなり目立つキャラです。

 

この兄の存在ものんのんびよりで欠かせないと思っているのは私だけではないはず。

 

音楽

 

BGM

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のんのんびよりを見ていて多くの人が感じるのが「癒し」ですが、その癒し成分を支えている大きな要素がBGMではないでしょうか。

 

のんのんびよりのBGMはどれもシンプルであまり主張しすぎないもので、アニメをさりげなく支えています。

 

この自然に寄り添う感じがこの作品に凄くあっている気がします。

 

ちなみにのんのんびよりのBGMを作曲した水谷広実は、のんのんびよりの他にも地獄少女ながされて藍蘭島などの音楽も手がけています。

 

ながされて藍蘭島はまだわかりますが、地獄少女の音楽まで作っていたとは…。

 

幅広い音楽を作っていることがわかりますね。

 

ED

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そして忘れてはならないのがEDです。

 

本編でひとしきり癒された後、EDのイントロを聴いて終わりを惜しみつつノスタルジーな気分に浸るまでがのんのんびよりですから。

 

私は今でもあの穏やかで優しい曲調が強烈に脳裏に焼き付いて離れません。

 

今度このEDのRemixでも作ろうかな。

 

最後に

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記事を書いていて、のんのんびよりを見ていた当時毎週ひたすら癒されていたことを思い出しました。

 

日々殺伐としたコンクリートジャングルで生活しているとどうしても緑が見たくなりますからね。

 

のんのんびよりはそうした都会に疲れた人々のニーズにマッチした作品だからこそ人気なのかもしれません。

 

そんな作品が劇場版としてまた見れる。

 

こんなに嬉しいことはありません。

 

まだ劇場版を見ていないので今度見てみようと思います。

 

映画館で見るれんげ達。

 

凄く楽しみです…!