結衣の時間

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なぜソードアートオンラインは人気なのか SAOがヒットした3つの理由

ついにソードアートシリーズ最新作、 ソードアート・オンライン アリシゼーション』が放送されましたね。

 

テレビシリーズとして放送されるのは、2014年放送のソードアートオンラインⅡ以来なので実に4年ぶりの放送ということになります。

 

しかも1話はボリュームたっぷり1時間でしたから初っ端から興奮しっぱなしですよ。

 

 今回はそんなソードアートオンラインがなぜ人気なのか。例のごとく私なりに自分の考えをまとめてみました。

  

※いつも通りネタバレは最小限に抑えているので、まだ作品を見ていない人でも安心して読めます。

 

 

目次

 

ソードアートオンラインとは

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ソードアートオンラインヒットの理由について書く前に、そもそもソードアートオンラインとは何なのかについて簡単に書いていきます。 

 

ソードアートオンラインは元々、作者の川原礫電撃ゲーム小説大賞に応募するために書いた作品で、応募規定枚数を大幅に上回る文量だったために大賞応募を見送ったものでした。

 

その後自身のウェブサイトに2002年から2008年に渡って掲載しましたが、この頃に書いたアクセル・ワールド電撃大賞を受賞し、そのことで担当編集者がソードアートオンラインを読んだことで電撃文庫での出版に繋がったそうです。

 

元々電撃文庫の大賞に応募する予定だったソードアートオンラインが出版されるのは理解しやすいですが、気分転換として書いたアクセル・ワールド電撃大賞を取るとは相当ですよね。

 

やっぱり電撃大賞を取るような人は取るべくして取る人なんですね。

 

単純にストーリーが面白い

 

早速本題に入っていきます。

 

ソードアートオンラインが人気な理由の一つ、それは当たり前のことですがストーリーが単純に面白いからです。

 

しかしながらソードアートオンラインのストーリーは放送当時としてはまだまだ真新しいものがありました。

 

じゃあ実際どう面白いのか。まずはあらすじを見てみましょう。

 

あらすじ

2022年、次世代ゲーム《ナーヴギア》が開発され、仮想空間へのフルダイブが実現した。
《ナーヴギア》初の本格的なVRMMORPG ※「ソードアート・オンライン(SAO)」は世界の注目を浴び、 「SAO」正式サービス開始日、プレイヤーのひとりであるキリトは仮想世界を満喫する。
だが「SAO」の開発者・茅場晶彦は、全てのプレイヤーたちにこう宣言する。
このゲームはクリアするまで脱出不能、そしてゲームオーバーは現実での死を意味する、と。
※ VRMMORPG=仮想大規模オンラインロールプレイングゲーム

STORY | Aincrad | TVアニメ「ソードアート・オンライン」オフィシャルサイト

 

西暦2022年、1000人のユーザーによるベータテストを経て、世界初のVRMMORPGソードアート・オンライン」(SAO)の正式サービスが開始され、約10000人のユーザーは完全なる仮想空間を謳歌していた。しかし、ゲームマスターにしてSAO開発者である天才量子物理学者の茅場晶彦がプレイヤー達の前に現れ、SAOからの自発的ログアウトは不可能であること、SAOの舞台「浮遊城アインクラッド」の最上部第100層のボスを倒してゲームをクリアすることだけがこの世界から脱出する唯一の方法であること、そしてこの世界で死亡した場合は、現実世界のプレイヤー自身が本当に死亡するということを宣言した。プレイヤーの一人である少年キリトはこの絶望的なデスゲームで生き残るべく、戦う決意をしてはじまりの街から旅立ってゆく。 しかし、後にSAO事件と称されることになるこの狂気のデスゲームは、仮想世界をめぐる様々な事件の幕開けにすぎなかった。

ソードアート・オンライン - Wikipedia

 

ゲームの中の世界でのサバイバル

あらすじにもあるように主人公のキリトはある日突然SAOの世界に閉じ込められてしまうわけですが、ゲームの中で生き残らなければならないというこの状況がかなり燃えます。

 

ゲームの中での死がそのまま現実の死に直結するなんてなかなかハードで良いです。

 

人によってはこの設定は「.hack」のパクリだと言って批判したりもしますが関係ありませんよね。

 

仮にソードアートオンライン.hackのアイデアを真似ていたとしても面白いことには変わりありませんし、相応のオリジナリティがあります。

 

この設定がソードアートの大きな魅力ではありますが、その一方でアインクラッドという魅力的な舞台もあるため単なるパクリとして切り捨てるにはあまりにも酷です。

 

それに舞台が100層にも分かれている空中浮遊城なんて、なんだかワクワクしませんか?

 

個人的にはこれだけでも見る価値アリです。

 

ブコメ要素

 やっぱりアニメにはこれが欠かせません。ラブコメです。

 

一見ゲームの中でのデスゲームというと、息の詰まるような展開が数多くありそうな気もしますが、実際にはラブコメ要素が多く含まれています。

 

例えばメインヒロインのアスナは最初こそキリトにツンツンしていますが徐々に仲を深めて行く様は見ていてとても微笑ましいです。

 

アスナ以外にもソードアートオンラインには数多くの魅力的なヒロインがいて、それぞれのヒロイン毎にラブコメ展開をしていくのもまた魅力。

 

…ラブコメって書いたけどこれってただのハーレムもの?

 

可愛いキャラクターがいっぱい!

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 ソードアートには魅力的なヒロインが数多くいるのは前述した通りですが、それ以上にただただ可愛いんです(小並感)。この項目ではソードアートの魅力的なヒロインをほんの一部ですが紹介していきます。

 

アスナ

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ソードアートの魅力的なヒロインといえばまず何と言ってもアスナ

 

少し前のアニメのヒロインだったらツンデレみたいに多少は癖があったりするものですが、アスナの魅力は個人的にはその癖のなさだと思っています。

 

キリトと出会って間もない頃、多少のツンはありましたがそれでも純粋で落ち着きがあるし、個性が主張しすぎない感じが良い。

 

悪く言えば没個性的とも言えるでしょうが癖の強いキャラクターに疲れてきた私にとってはアスナは見ていてとても落ち着くものがあります。

 

シノン

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続いてシノンです。シノンガンゲイルオンラインでてくるキャラクターでアスナの朗らかな雰囲気とは対照的にクールなキャラクターです。

 

GGOの大会ではランキング上位に入るほどのスナイパー。一見かなりドライな感じもしますが時折感じる優しさがたまらなく素敵ですし、声優が沢城みゆきなのも個人的にグッと来ます。

 

ちなみにシノンの声優が沢城みゆきに決まったのは、監督の伊藤智彦とソードアート作者の川原礫シノンの声優を誰にするか話し合った結果、2人とも沢城みゆきで一致したかららしいですね。

 

キリト

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ヒロインと言っておきながら思いっきり男を選びました。三人目の魅力的なヒロインはキリトだと思います。

 

ガンゲイルオンラインの時のキリトのアバターが可愛かったことと、シノンと出会ったばかりの時なりゆきで女のフリをするのに必死な姿に萌えたから入れてみました。後悔はしてません。

 

音楽

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良いアニメには良い音楽がつきもので、それはソードアートも例外ではありません。BGMやOP、ED含めソードアートは非常に音楽に恵まれた作品です。

 

ソードアート人気の理由を今度は音楽の面から見ていきましょう。

 

魅力的な劇伴

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ソードアートのBGMを作曲したのは、アニメやゲームでは有名な作曲家、梶浦由記です。

 

梶浦由記が音楽を担当した主な作品としては空の境界魔法少女まどか☆マギカなどが代表的です。

 

さらに前述の.hackの音楽を担当したのも実は梶浦由記だったりします。

 

幅広いジャンルの音楽を手がけていて、特にシリアスな作風を得意としています。

 

ダークなところを押し出すよりかは……このお話の根本は、主人公のキリトくんがどんなにカッコいいかだと思うんです。だから最後はそのカタルシスというか、お話を切り開いていくキリトくんのカッコ良さを全面に押し出したいなと思ったんですね

梶浦由記の思い描くアニメ『SAO』音楽のセカイ | アニメイトタイムズ

 

animate timesのインタビューによれば、ソードアートシリーズの音楽を手がける際に意識したのは、キリトのかっこよさをいかに出していくかだったようで、それは実際にアニメを視聴していて伝わって来ますね。

 

最後に

記事の最初でソードアートアリシゼーションの1話が放送されたことを言いましたが、思えばこの記事を書き始めたのはそんなに前なんですね。

 

今はもう12話放送されたばかりであることを考えると書き始めてからだいぶ時間が経ちました。

 

なかなか記事が書けない時期が続いたのでここからもう少しペースアップしていきたいところです。